シャネルがライフル銃までつくっているって本当?

2011.05.26

女子高生を中心にシャネラーという流行語までを生み、日本でつねに人気ブランドとして話題と関心のトップを走っているシャネル。なかにはCを重ねたマークをくっつけて、もともと存在しないシャネルグッズを手作りする女子高校生まで出現するほどの人気である。あくまで格調高く、オートクチュール(高級注文服)からバッグ、香水までそろえた、パリのカンボン通り本店は世界中の女性のあこがれの的。ところが、このファッション総合ブランドが、なぜか銃砲店を傘下におさめ、ライフル銃を商っているという。その銃砲店は、ロンドンにあるホラント&ホラントという老舗で1835年に開店、1902年には、射撃の名手の王子、のちのエドワード7世から勅許を得た王室御用達ロイヤルの商標を持つ店だ。スポーツ銃の製作や修理に優れ、狩猟を好むイギリス上流社会を支えつづけた店といっていいだろう。シャネルグループがこの店を傘下におさめたのは1989年のことで、御用達という名誉と伝統が欲しかったのだろうといわれた。しかし本当のところは、やっぱりビジネスだったようだ。この店の隣にハンティングファッショングッズの店がオープンしたのだが、これがシャネルを彷彿とさせるラインナップ。セーターや銃の台尻を当てるための当て革つきコートなど、じっさい狩りをしない人でも楽しく着こなせるハンティングファッションをそろえている。